<出産陣痛>
■陣痛とは?■
赤ちゃんがもう産まれます、という状態になると、
子宮が収縮を始めて赤ちゃんを外に押し出そうとするのがですが、
この子宮の収縮が痛み、これが陣痛なのです。
陣痛は不思議なほどに規則的に痛みがやってきて。
妊娠後期になると、時々不規則に痛みが起こることがありますが、
このような痛みとは違って陣痛は痛みと痛みの間隔、
痛みが続く長さが一定であるために、
赤ちゃんが産まれてくるまで
どのくらい時間がかかるのかという目安にもなります。
陣痛は出産が近づくにつれて痛みの間隔が短くなり、
陣痛が起こっている時間が長くなっていきます。
初めて出産する人にとっては、陣痛なのかそれ以外の
痛みなのかわからないという人もいます。
おなかの張りがずっと続き、
赤ちゃんの胎動をほとんど感じることがない、
激しい痛みがずっと続くなどの場合は、
陣痛以外の症状が考えられるのですぐに病院にいきましょう。
■前駆陣痛■
陣痛の前兆とも言われている『前駆陣痛』も
本当の陣痛と勘違いしてしまう人も多いです。
前駆陣痛は、痛みが不規則でしばらくするとなくなってしまうものです。
全員にあるわけではありませんが、
前駆陣痛があった数日後から数週間後に
本当の陣痛がおこることが多いようです。
「陣痛かな?」と思った時は必ず、
秒針付きの時計を見ながら間隔をはかるようにしましょう。
■陣痛の段階■
陣痛は子宮口が少しずつ開き、
赤ちゃんが産まれるようになるまで段階があります。
陣痛の段階に合わせて痛みの間隔や長さも違い、
子宮口がどのくらい開いているのかの目安にもなるので、
知っておくとよいでしょう。多くの病院では初産婦は10分間隔の陣痛、
経産婦は15分間隔の陣痛で病院に連絡して入院します。
■陣痛から出産まで■
実際に陣痛が始まって出産するまで
どのような流れになっているのかを知っておきましょう。
陣痛が収まっているときに歩いて移動することもあります。
陣痛から出産までの流れを知っておくと、不安も少し和らぎますよね。
■おしるし■
出産前にはおりものが増えるのですが、
おしるしは少量の血液が混ざります。
これはもうすぐ赤ちゃんが産まれるよ、という合図なのですが、
おしるしがあってから数日後から1週間後に陣痛があるなど、
すぐに出産というわけではありません。また、
人によっておしるしがないまま陣痛が始まることもあります。
■陣痛の開始■
子宮が収縮して陣痛が始まると、
必ず陣痛の間隔を測りましょう。
陣痛間隔が10分間隔になったら
出産先の産婦人科などに連絡して、どうするのか指示してもらいましょう。
■破水■
破水とは、卵膜が破れて羊水が流れてしまうことをいいます。
陣痛の前に破水することもあり、破水量もママによってちがいます。
通常、破水したときは無色無臭の水のような感じです。
■陣痛室■
病院にいくと、すぐに分娩室にいくわけではありません
。一度陣痛室というところに入り、子宮口が開くまで待機します。
産婦人科によっては陣痛室ではなく、
病室で待機することもあります。
ここでは『分娩監視装置』というものをつけて陣痛の間隔や強さ、
赤ちゃんの状態をチェックします。
■分娩室■
子宮口が全開大に近くなったら分娩室に移動します。
初産婦さんであれば、この段階で10〜12時間近く経過しています。
■いきみ・出産■
陣痛がきたら、助産婦さんの指示にあわせていきみます。
少しずつ赤ちゃんの頭が見え隠れするようになります。
そして赤ちゃんの頭が見え始めるといきむのをやめて、
子宮の収縮に任せていると赤ちゃんがうまれてきます。
分娩室に入ってから2〜3時間後には待望の赤ちゃんと対面できます!
■後産■
赤ちゃんを出産した後、再び軽い陣痛がやってきます。
ここで胎盤を出して、無事出産は終了です。